生成AIを勉強するときに、まずは資格取得をゴールにして見るのはどうでしょうか。
今回は生成AIパスポート試験について解説します!
生成AIパスポートとは?
生成AIパスポートは、生成AIに関する基礎知識やリスク管理能力を体系的に習得できる、日本最大級の民間資格試験です。
正式に運営・認定を行うのは、「一般社団法人 生成AI活用普及協会(GUGA)」で、50名以上のAI有識者が所属しています。
特徴とメリット
- 初心者にもやさしい構成
AIの基本から生成AIの活用、法的リスク(情報漏洩・著作権侵害など)まで、体系的に学べます。 - オンラインで受験可能(IBT方式)
パソコン・スマホ・タブレットを使ってどこからでも受験できます。 - 試験形式と費用
- 問題数:60問(四肢択一式)
- 制限時間:60分
- 受験料:一般 11,000円(税込)、学生 5,500円(税込)
試験スケジュール・実施実績
- 年3回開催(2月、6月、10月)
各回、申込・受験期間が約1ヶ月にわたって設定されており、自由なタイミングで受験可能です 。試験は自宅からPCなどを使って受験する「IBT方式」となります。 - 受験者数・合格率の推移
2025年6月試験では、過去最多となる 10,759名 が受験し、8,300名 が合格(合格率:77.14%) 。
累計では、受験者数は 27,101名、有資格者数は 20,900名 に達しています 。
試験内容(出題範囲)
試験の主な内容は以下のとおりです :
- AIの基礎知識と生成AIの仕組み
- 生成AIの最新動向
- 情報リテラシー、倫理・法制度(個人情報、著作権等)
- プロンプトの基礎と実践例
他資格との比較:G検定との違い
生成AIパスポートは G検定 (JDLA主催の資格) と比較されることもあります。
項目 | 生成AIパスポート | G検定 |
運営団体 | GUGA | JDLA |
試験方式 | オンライン(IBT) | オンライン |
問題数・時間 | 60問・60分 | 約160問・120分 |
受験料 | 一般:11,000円 学生:5,500円 | 一般:13,200円 学生:5,500円 |
実施回数 | 年3回 | 年6回 |
合格率 | 約75%~77% | 約65%~70% |
難易度 | 易しい | 普通 |
生成AIパスポートは、試験範囲が絞られていて初心者にやさしく、短時間で取得しやすいのが魅力です。
まとめ:生成AIパスポートがおすすめな人
- 生成AIの基礎知識や活用方法を体系的に学びたい人
- 生成AIにおける法的・倫理的リスクを理解したい人
- AI初心者でも短期間・オンラインで資格取得したい人
2025年6月の最新試験データでは、過去最多の受験者数と高い合格率を記録しており、AIリテラシーの証明として注目されています。
こちらのブログの記事では、資格取得に役立つ記事を紹介していきます!
試験については「一般社団法人 生成AI活用普及協会(GUGA)」のホームページも参考にしてください。